2012年5月9日水曜日

グルーポンを利用した贈答チケット

ついこの前まで飛ぶ鳥を落とす勢いだったグルーポンを利用して、スキーリゾートなどもチケットを販売している。

下はその一例だ。これはすでに2011年1月13日に終了している。


上の画面に、「Buy it for friend」というボタンがある。

このボタンは2年ほど前から装備されていたので、今では、結構多くのクーポン販売で使われている機能だ。これをクリックすると、以下のウィンドウが表示される。


宛先、差出人、配達方法(メール、印刷)、メッセージを入力すればOKだ。これで友人だけではなく、親や親せき、知人、同僚へもギフトとして割引クーポンを送ることができる。

ロンドンのグルーポンが提供しているQ&Aによれば、「定価表示だけで、購入金額は表示しない」そうなので、 ちゃんとしたギフトとして送れそうだ。

出典:グルーポン ロンドン

ギフトと言えば、なにもスキーリフトや母の日の花束に限った話ではない。それこそ、美術・博物館、水族館、動物園、テーマパーク、展望施設の入場券に展開できる話だ。

ところが、通常価格から大幅な値引きをし、かつ50%とも言われるグルーポンのコミッションを考えると、おいそれと入場券販売を開始するわけにはいかないし、贈答用として提供するわけにもいかない。

ただし、例えば限定千枚のギフトチケットを広告・宣伝費として計上できれば、スキー場であれ、美術・博物館であれ、面白いマーケティングができるはずだ。

美術・博物館や後援団体が使うメディアに加え、(潜在)入場者が活動するソーシャルメディアスペースに大きな花火と、一人ひとりが手に持つ線香花火の輪をつなげてゆくことができる。もし、これまでのマーケティングマインドを転換することさえできれば...。

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