2012年4月4日水曜日

新しい共有チャネルとしてのグーグルアートプロジェクト

ニューヨークの近代美術館が下のツィートをしていた。
リンクをたどってグーグルアートへアクセスしてみた。

Momaは151コレクションと書いているが、数えてみると多分155の美術館や博物館が参加しているようだ。また、Momaは46としているが、50の美術館・博物館内をストリートビューできるようになっている。

日本からは足立美術館ブリヂストン美術館大原美術館サントリー美術館東京国立博物館国立西洋美術館が参加していた。

素晴らしい作品をPCの前にいながら鑑賞できるのはすごいことだ。行ったこともない美術館のあちらこちらを探索するのはとても楽しいし、この美術館にこんな作品が収蔵されているのかと驚くこともある。また、いろいろな作品を集めてきて自分のギャラリーを作ることもできる。そんな楽しさもある。

このグーグルアートプロジェクトは、2011年2月に発表されているように世界の有名な美術館17館と協力し、1000作品以上をオンラインで鑑賞できるようにしたもので、その時から館内のストリートビューも使えていた。

出典:グーグルアートプロジェクト

そんなプロジェクトが本格的に始動し、内容を充実させてきたようだ。

でも残念なのは、折角、グーグルと協力してコンテンツ制作を行った美術館・博物館からそのアナウンスが聞こえてこない。

MomaだけがせっせとFacebookやTwitterで発信し、Facebookでは576人がいいね!、292人がシェアし、21人がコメントを書き、Twitterでは50人以上がRTし、25人がお気に入りにしている。そしてアクションを起こした彼らの友人ネットワークには何千、何万というユーザ達がつながっている。

このオンライン体験やコンテンツ共有は、今までの美術館・博物館での体験とは違う新しい共有チャネルができたということになる。ここから、リアルな美術館・博物館への誘導、来場を考えることができるだけに、是非、この新しい共有チャネルを活用してほしい、と思います。

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